【新卒必見】働きたくない方へ「17のコツ」

新卒の方へ、働きやすくする17のコツを今回はご紹介いたします。
※価値観や考え方はそれぞれあると思いますので、1つの参考にしていただければ幸いです。

まもなく社会人になる学生(新卒)のみなさん、仕事ってどんなイメージでしょうか?

実は私、初めの頃はもう数えきれないほどの失敗をしてきました。今思い返せば恥ずかしすぎて笑っちゃうほどです。

これからを担うみなさんには同じ失敗はしてほしくない!という思いで本稿を書いてみました。

たくさん挙げていきますので、チェックリストというか、辞書的というか、そんな使い方をしていただければちょうどいいかなぁと思います。

もちろん、新卒の方に限らず若手のみなさんなら「あ!」と気づくことがあるはず!

是非私の経験を活用してください!

  • 0.職場の大原則
  • 1.新しい職場は新しい世界
  • 2.まじめに見えない人に注意
  • 3.失敗してもネタにする気持ち
  • 4.逃げると退くは異なる
  • 5.失敗させてくれない先輩からは退け
  • 6.上司の間違いの中の正解
  • 7.悪口や愚痴は筒抜け
  • 8.仲間を悪く言うな
  • 9.評価は気にするな
  • 10.哲学的に思考できるか
  • 11.相手の顔が浮かんでいるか
  • 12.ストレスと向き合う術はあるか
  • 13.人を分析しない方がいい
  • 14.できるところま
  • 15.仕事は目の前にある
  • 16.言葉遣いにこだわれ
  • 17.幸せを定義する
  • まとめ「シンプルに考える」

0.職場の大原則

仕事をする上で一番大事なことって何でしょう??
数字を取ること?真面目なこと?臨機応変なこと?

いえ、それは「良好な人間関係」なんです。

「当たり前や!!!」というツッコミの前に説明させてください。

どんな仕事でも一人ではやっていけません。上司や部下、顧客など、必ず相手方となる人がいます。

初めは「ほうれんそう」や真面目さを意識するわけですが、慣れてくるとそれなりに物申したくなります。少し煙たいあの先輩や、いつも理不尽な取引先や、態度の悪いお客さんにもついつい。

ここで忘れがちなのが人間関係なんです。

煙たい上司から態度の悪いお客さんまで、みんな「人間」なのです。
例外はありますが、一度自分の振る舞いや考え方が人間関係を悪くしていないか点検することを覚えておいて損はないはずです。

まとめると、人間関係という基盤の上に、数字や真面目さ、臨機応変さが大切になってくるということです。

では、これまでの失敗を元にお話ししていきますね。

1.新しい職場は新しい世界

どんなに立派な経歴を持っていても、新しい職場では新人です。

僕なんかは「いや、これ世間では非常識だよ?」なんて考えていて顔に出ていたのですが、しかしそれこそが常識となるのです。

要は、【自分の常識を覆せるか】

これにかかっています。郷に入っては郷に従えですね。

そもそも、常識が覆るってとっても面白いことです。
コペルニクス的展開をしたときの衝撃は快楽とすらいえますので、思いきって新たな世界へ踏み込んでみましょう。

2.まじめに見えない人に注意!

学生のときって、多少の不真面目が魅力的だったり、効率的だったりするわけですよね。
いかに楽して単位を取るか、みたいな。

そんな感覚で社会人になると、痛い目をみることになります。

世の中の働く人たちって、めちゃめちゃ真面目なんですよね。
「今日ダルいわ~早く帰ろ~」なんていう人ほど、仕事を早く終わらせるスキルがあったり、譲れない信念があったりするわけなんです。

表面だけみて「ほんとダルいっすね」なんて相槌を打つと、「新人はそれ言うの早いでしょ?」と思われるから怖い。

とにかく、学生の頃とは心機一転、真面目で誠実、まっすぐな人を目指して損はないと思います。

3.失敗してもネタにする気持ち

失敗は怖いですか?

恥をかくし、仕事も増えるし、余裕もなくなる。

しかし、新人には失敗がつきものです。
というか、新人には失敗する権利が与えられており、先輩には新人に失敗させる義務があると言えます。

大事なのは、失敗した時のマインド。
「うわぁ、恥ずかしい」と感じたその先です。

私はよく、「これは将来ネタになる!」と考えるようにしていました。もちろん今でも失敗は怖いし、失敗しますが、くよくよすることはありません。

飲みの場で失敗談として受け入れられ、なんなら笑いに変わるので、むしろプラスにしています。

4.逃げると退くは異なる

どうしようもない場合や人に出会ったとき、そこから「退く」ということを忘れてはいけません。

こちらの努力次第でどうしようもならないことがあるからです。
そんなとき「逃げたな」と思われないために、と人は意地を張ってしまうのですが、「退く」との線引きをしておくと良いです。

「逃げる」とは、努力を放棄すること。「退く」とは、手段として離れること

つまり、「退く」のは努力のうちなのです。

会社を休むことや、場合によっては辞めることをいつもお忘れなく。今はその後の制度がわりとありますよ。

5.失敗させてくれない先輩からは退け

3で書いたことですが、失敗させる義務をわかっていない先輩が稀にいます。

それは、過剰に失敗を咎め、やる気を失わせてくる感じでしょうか。
こんな先輩からは、学ぶことはあっても心がしんどくなって本末転倒になります。

逃げるというより戦略的撤退です。4の「退く」です。
すかさず逃げて、他の頼れる先輩に泣きつきましょう。後輩にも選ぶ権利はあります。

6.上司の間違いの中の正解

上司も完璧ではありません。間違ったことも平気で伝えてきます。

しかし、本質だけ見失わないようにしてほしいと思います。
99%間違いでも、1%の大切なことが隠れていることが多いです。

なので、指導されたときはその1%に対してレスポンスを返すと良いかなと思います。100%悪な人間ってそういないもんなんですよ。

なので、本質を探せば納得できることも多いですよ。言い方きついとかほんと嫌ですけどね、、、

7.悪口や愚痴は筒抜け

人間生きていれば悪口の一つや二つ、必ずあります。

そして言いたくなるし、聞いてほしくなる。そういうときは言えばいいと思うんですね。
でも、気を付けたいのが言う相手です。

「この人なら言っても大丈夫!」と思った人でも、関係する人にはできるだけ言わないのが鉄則だと思ってください。

仮に、絶対的に信頼している先輩がいたとしましょう。
悪口でなくても、愚痴をこぼしました。その先輩はきっと真摯に向き合い、優しく包み込んでくれるでしょう。

でも、実はその先輩と愚痴に出てきた人が昔一緒に仕事をしていた!なんてことがあるんです。
他には、先輩同士で家族ぐるみの付き合いがある、みたいな。

そうでなくても回り回ってなぜかその本人に伝わってしまうことがあります。
なぜかわからないのですが、よくあります。

そして、「新人のくせに生意気な」というレッテルを関係のない人から貼られてしまい、、、。

悪口や愚痴を言うなら職場を一切知らない友達などにすると良いです。

職場って超スモールワールドですよ。

8.仲間を悪く言うな

取引先の方に「正直おたくの◯◯さんってどうなの?」と、仲間の不信感を告げられたとき、あなたならどうしますか?

以前私は「ここだけの話、それよくわかります。対応が甘いというか、、、」みたいな返答をしていました。「彼に代わって謝ります」なんて、先輩を気取ったようなコメントまでしていましたね。ほぼ新人でですよ?笑

お分かりの通り、これは結局自分に返ってきたわけです。
自分がミスできなくなる上に、人より質の高い仕事をし続けなければならない。自分で自分の首を絞めたということですね。

この場合の解答例は「なるほど、そうだったんですね、教えていただきありがとうございます」と流しましょう。

そして、必要に応じて上司に報告、または胸のうちにしまっておきましょう。例えベテランになってもここで仲間の悪口を先方と一緒に言うようになってはいけません。

9.評価は気にするな

初めは「頼られる人になりたい!」「認められたい!」という想いが原動力となり、何かとやる気が出せてしまいます。

しかし、評価のために仕事をしてはいけません。

そうするといずれ空回りしてきます。「あいつは頑張ってるんだけど何か伝わらないなぁ」となります。成果主義の世の中ではあるんですが、評価と人の気持ちは相性が悪いのかもしれません。

評価はあくまで後からついてくるもの。たまたま評価された、ラッキー!くらいに思っておく方がいいかと思います。

10.哲学的に思考できるか

仕事をするにあたって、哲学的に考えることは大変重要です。ここでいう哲学的とは、本質や真理を探究すること、そしてそのために分析することです。

職場では、どこか話が通じにくい人がいます。内容が「薄っぺらいなぁ」と感じるような人。
これは、哲学的な洞察が足りていないのです。

また、品がないと思われる人も大抵これができていません。どんな仕事にも哲学は必須です。少し立ち止まって考えてみてください。

哲学的になるための一歩は、「どうして」を突き詰めるところからだと私は思っています。

11.相手の顔が浮かんでいるか

仕事をするということは、誰かを幸せにするということです。

仕事が忙しくなればなるほど、「何のために仕事をしているのか」がわからなくなりがちです。
そして、辛さや大変さゆえに、お金や達成感の奴隷となってしまいます。

しかし、本質的には人は人のためになってこその仕事です。
これがとっても大切。

多少失敗しても、人のためにという想いがあれば必ず周囲に理解してもらえます。さらに助けてもらえることも。

仕事の向こう側に相手の顔があればどんなことでもやっていけます。

12.ストレスと向き合う術はあるか

仕事とストレスは切り離せません。初任の時ほどストレスが多いものですが、それは誰もが通る道です。

そこで、ストレスをうまく受け流す必要があります。この術があるか否か。

ドライブでもゴルフでも、ギャンブルでも、持続的かつ仕事と別世界にいけるものなら何でも構いません。

もし何もないなら、今すぐ探しにいきましょう。

とにかくやってみて、ダメなら変える。この繰り返しです。多少お金がかかってもそれは必要経費です。というか、こんな楽しみがあるから仕事も頑張れるわけなので、ここはお金の遣いどころだと思います。

13.人を分析しない方がいい

仕事に慣れてくると、ビジネス本や実用的な心理学情報に行き着く時が来るかもしれません。

そこには、人をタイプ別に分けて解説していたり、一問一答形式でのコミュニケーション術が紹介されていることが多数です。

これらの書籍は素晴らしいもので、仕事の効率やモチベーションがぐっと上がります。しかし、それはあくまで手段です。それなのに、人を分析するのが面白くなって、実験的にコミュニケーションをとってみたり「当たってる、当たってない」にこだわってみたり。

これは人を「物」として見はじめることになり、周囲に伝わります。そして我が身の崩壊を招きます

よって、人は分析対象ではなく、コミュニケーションが分析対象なだけであることを忘れないでください。

14.できるところまで

仕事の「できる」「できない」は、提案力にかかっています。

自分で「あとはわからないから任せよう」と上限を設けてはいけません。
できるところまでとことんやってみて、「限界までやってみました。あとは先輩方にお任せします。」となるのが大事です。

自分に厳しく、「まだ詰められる」というところを意識されるときっと素敵な働き方ができるはずです。

苦労は買ってでもしろというように、「これ以上できない!」を目指してみてはいかがでしょうか。

15.仕事は目の前にある

最初はどんな仕事でも忙殺されます。仕事の概念や風土の感覚を形成するところからはじまるので、それはそれは大変です。

しかし、少しずつでもやらなければ仕事は終わりません。

仕事の量に圧倒されるわけですが、結局仕事は目の前にしかありません。
とにかく終わらせられるものから終わらせていくしかないのです。千里の道も一歩からとはまさにこのこと。

ただ、ずっとこのストレスが続くわけではありません。

仕事はだんだんと慣れていきます。ベテランは息をするかのように淡々とこなします。
それは案外遠くない未来です。今こそ踏ん張りどころですので、「今だけ!」だと思ってやってみてください!

成果は必ず表れます。

16.言葉遣いにこだわれ

新任の土台となるのは信用と信頼。失敗ができるように関係と環境を築いていくのも仕事の内です。

手っ取り早いのが言葉遣い。
敬語はもちろん、言葉の言い回しや伝え方にはとことんこだわってください。

決して王子様やお姫様のような振る舞いをする必要はありません。ただ自然に敬う姿勢が言葉に乗ってくるかどうか、それだけです。

17.幸せを定義する

何をしているときが幸せでしょうか?

幸せになれない人は、幸せに気づいていないだけのことが多い。なぜなら何が幸せかをわかっていたいからです。

だから、ひとつひとつ幸せを定義する必要がある。

お風呂に入っているとき。カラオケで歌っているとき。車を運転しているとき。
ひとりでゲームをしているとき。

こんな風に、何が幸せかを考えると日常は幸せに溢れていることがわかります。

もしこれで「幸せじゃない!」と言う人がいれば、もしかしたら不幸になりたがっているのかもしれません。

不幸になると、嫌な人間関係から逃げられますから。可能性の中に逃げ込んでいるわけです。しかしこれは持続的ではないですよね。サスティナブルじゃない(大切なので2回言いました)。

幸せを定義すると、仕事はうまくいきますよ。

まとめ 「シンプルに考える」

人間関係は人類の悩みの種です。

しかし、人間関係が人を幸せにするのも真なり。
よって、悩みにするか幸せと捉えるかは自分次第なのです。

ほとんどの人間関係は、自分が引き金となって悪くなることが多い。我が振りを直さずして文句を言いたくなるのは人間の真理ですが、ここは厳しく、厳しく。

ただ、自分が変わってしまえばもう人生安泰です。この先嫌なことなんてほとんどなくなりますから。楽しいだけの人生って、憧れませんか?

仕事って、案外シンプルなのかもしれませんね。