日本の人気漫画「ゴールデンカムイ」は旧日本軍の階級がモチーフとされております。
尾形上等兵、鶴見中尉、鯉登少尉、月島軍曹などなど、どの階級がどのくらい偉いのか、なかなかわかりづらいと思います。
なので今回は、ゴールデンカムイの階級について、わかりやすくご紹介します。
ゴールデンカムイの階級一覧
改めて、ゴールデンカムイの階級は、旧日本軍の階級がモチーフとなっておりますので、下記の通りになります。
- 大将
- 中将
- 少将
- 大佐
- 中佐
- 少佐
- 大尉
- 中尉
- 少尉
- 准尉
- 曹長
- 軍曹
- 伍長
- 兵長
- 上等兵
- 一等兵
- 二等兵
ゴールデンカムイのキャラ階級
- 大将 →花沢(尾形百之助の父)、有坂(二階堂に義手等をくれた人)
- 中将
- 少将
- 大佐
- 中佐
- 少佐
- 大尉
- 中尉 →鶴見(第7師団団長)
- 少尉 →花沢勇作(尾形百之助の兄)、鯉登(月島軍曹の上官)
- 准尉
- 曹長
- 軍曹 →月島(鶴見中尉の部下)
- 伍長
- 兵長
- 上等兵 →尾形百之助(第7師団の狙撃手)、宇佐美(対照のほくろが特徴)
- 一等兵 →杉本佐一(主人公)、谷垣(マタギ)、二階堂(義手になる人)
- 二等兵
進級するためには
軍人がある階級で勤務した年数を「停年」といい、実際に現職として勤務した年数を「実役停年」というそうです。
そして、その「実役停年」を満たさなければ進級できないそうです。
少尉:1年
中尉:2年
大尉:4年
少佐:2年
中佐:2年
大佐:2年
少将:3年
中将:4年
大将:なし
つまり、20歳で軍人となり2等兵から始めたとして、少尉になるまで3年でなれたとしても、
23歳+7年+6年+7年=43歳にならなければ、大将にはなれないということです。
どれほど優秀な兵士だったとしても、飛び級などはできなかったということですね。
第7師団を含めた、師団一覧
師団とは、日本の地域ごとに設置された部隊編成のことであり、日露戦争前後の日本軍は12師団に分けて編成されていたそうです。
ゴールデンカムイに登場する第七師団は、旭川を拠点とした北海道の師団となります。
- 第一師団(拠点:東京)東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・群馬・茨城・山梨・長野
- 第二師団(拠点:仙台)宮城・福島・新潟
- 第三師団(拠点:名古屋)愛知・静岡・三重
- 第四師団(拠点:大阪)大阪・奈良・和歌山・滋賀
- 第五師団(拠点:広島)広島・山口・島根
- 第六師団(拠点:熊本)熊本・鹿児島・宮崎
- 第七師団(拠点:旭川)北海道
- 第八師団(拠点:弘前)青森・岩手・秋田・山形
- 第九師団(拠点:金沢)石川・富山・福井・岐阜
- 第十師団(拠点:姫路)兵庫・京都・岡山・鳥取
- 第十一師団(拠点:善通寺)香川・徳島・高地・愛媛
- 第十二師団(拠点:小倉)福岡・大分・佐賀・長崎
ゴールデンカムイでは、第7師団がメインとなっているため、他の師団はなかなか出てきませんでしたが、12まであったんですね。