仕事でストレスを感じる方へ。気持ちが楽になる考え方をお伝えします。
日々、向き合わなければならないのが「仕事」です。しかし、職場の空気が重かったり、居心地が良くなかったり、人間関係がギクシャクしていたり、、、
そんな職場は今や過半数を占めているのではないでしょうか。
また、一般的にホワイトな職場であっても個人的にブラックだと感じる部分はたくさんあると思います。
今回は、少しでも気持ちが楽になる方法を探っていきたいと思います。
0.自分を認める
この記事をご覧になっている方は、朝起きて、行きたくないと感じることが多いのではないでしょうか。
もしくは、前日にたくさんお酒を飲んだり、喫煙の回数が増えたり、そんなことはありませんでしょうか?
たぶん、それは心がSOSを発しているのだと思います。逃れられない現実と立ち向かうには、多少の心身の犠牲を伴う他ないのだと。
まずは、自分を認めてあげてください。日々に疲れたその心身を労ってあげてください。あなたの働きは、必要がなければなくなるはずです。でも、今こうして労働力として貢献しています。
大丈夫、それでいいのだと言い聞かせてみてください。いやー、毎日ほんと大変。
◆人付き合いに悩まれている方には、この記事もオススメです。
1.辛いことを見極める
さて、少し振り返ってみたいと思います。
【何が辛いのでしょうか?】
「何って、会社に行くのが!」では、会社に行って何が起こるのでしょうか?
どんなことが具体的に「嫌だ」と言えるのでしょうか。
ここで辛いことの正体を見極めてください。上司との関係なのか、任された仕事内容なのか、通勤時間が長いことなのか、給料が少ないことなのかトキメキあの子と出会いがないこととか?
どうしてこんなことを問うのか。薬で例えてみます。
病気になったとき、病院に行きます。お医者さんに診断され、その病気に合った薬が処方されます。なぜでしょう?
それは、薬に適当な効能があるからです。
同じように、今辛いことにも対処方があるとすれば、どうでしょうか。
案外、辛さを曖昧に定義して、なんとなく辛いという方がいます。
そのままでは対処のしようがなく、危険なのです。
是非一度、何が辛いのかをとことん考え抜いてみてください。考えるって難しい、、、
2.それは本当に辛いのか
仮に「上司がきつく怒ってくる」だとしましょう。
これに自分で問い続けてみてください。
Q.なぜきつく怒られるのか。
A.仕事でミスがあるから
Q2.なぜミスをするのか
A.仕事に慣れていないから
A.やり方がはっきりわかっていないから
A.何のためにやっているかわからないから
Q3.ミスを減らせば解決するのか
A.すると思う
Q.4ミスを減らす努力はしているか
A.している
Q5.それはどんな努力か(具体的に)
A.丁寧にやっている
A.確認をたくさんするようにしている
A.他の人によく聞くようにしている
、、、ここまでできたら少しストップ。
実はこの場合、悩んでいるのは先輩との関係ではなく、【仕事ができないという自分】に悩んでいる可能性が高いのです。
なぜなら、掘り下げていくほどに自分のことが出てくるからです。
よって、先輩を偶像として扱いながら自分に悩んでいることになります。
ただ、他者を偶像とするのは正常なことです。それは、認めてしまうと自分の存在を否定することになるからです。人間、自分を否定するほど恐いことはなかなかありません。
厳しいかもしれませんが、ぐっと堪えて問い続けてみてください。
これで正しい処方箋が出せるようになります。見えました解決の道筋。
◆下記記事も参考にしてみてください。
3.努力の仕方を知ればいい
前述の例での正しい処方箋とはどういったものなのでしょうか。
いくつもの解がありますが、努力の仕方を知らないだけというのが大きいと思います。
例えば、、、
「目的地はスマホのマップで事前に調べてきたらいいじゃん!」と待ち合わせに遅れる知人に思ったことはありませんか?
しかし、その人はたぶん「マップで調べると迷わないし遅刻しない」という「努力の仕方」を知らないだけなのでしょう。
もしくは「時間に遅れるのは失礼だ」という知識が欠けているだけかもしれません。
話を戻すと、
仕事でミスが多いなら、減らす努力を「正しく」できていますか?ということになります。
・先輩にきく
・見て学ぶ
・インターネットで調べる
・YouTubeなどから学ぶ
・本を読んで学ぶ
これも、舐めるだけではいけません。本当に自分のできる最大までやってみることが大切です。
ただ、先の「マップ」の例のように、YouTubeや本を見るという発想がそもそもないことがあります。だからこそ、「努力の仕方」を知ればいいだけなのです。
実は解決の糸口は無数にあるのに、先輩にきいただけで「やったつもり」になってはいませんか?
ホストをやっている方はただ天性の才能でコミュニケーション能力があるわけではありません。
彼らは人に見せずとも幾度となく失敗しているといいます。
そして、時には本を読んだり先輩にきいたり、セミナーに参加しながら腕を磨いていくそうです。
全員が全員そうではないかもしれませんが、そんな方がいらっしゃるのは事実です。モテる男も楽じゃない。
そしてたぶん、起業する方もそうでしょう。
はじめから起業する力がある人はいません。
いろんな失敗をしながらできることはとことんやって、やっとその知識やノウハウがついてくるわけです。稼ぐ頭も楽じゃない。
今、職場で苦しいと感じているあなたは、どこまで努力できているでしょうか。
厳しいかもしれませんが、使えるものはとことん使っていますか?
もしそれで失敗すればまた次を試せばいいわけで。とにかく一歩踏み出す勇気が必要なのだと思います。
4.無意識の抵抗
ところで、本や先輩からノウハウを学んだとして、実際にやってみる人はどれくらいいるのでしょう?
「本から学んだ内容を実践する人はその1%にも満たないという」調査結果もあります。
この情報の信憑性はさておき、実践する人が少ないのは体感的に事実だと言えるのではないでしょうか?
読んだり聞いたりしたときは「なるほど!」と思っても、いざ仕事を目の前にしてみると実践に落とし込みにくいのがよくあることだと思います。
それは、
「本の内容と、自分の現状はかけはなれている」
「所詮、聞いたことは恵まれた環境だからできるのだ(自分はそんな環境ではない)」
「イメージできない」
というように、どこか他人事ととらえているのかもしれません。
革新的なことには、人間は無意識に抵抗していまいます。本能ですかね。
だからこそ、無意識に抵抗している自覚をもってみると一歩踏み出しやすくなります。
「行き詰まったならやってみるしかない!」というマインドが鍵です。
5.本音と建前に惑わされるな
職場で、どこかで真面目を嘲笑する空気感ってありませんか?
「あいつ、真面目すぎるよな」「ガリ勉だな」でも、そういう人も実は努力しています。
適当に見える人ほど実は軸がしっかりしていると思っておいて損はない。
そんな本音でない行動に惑わされてはいけません。人は本来真面目な生き物です。むしろ、真面目な姿に心を打たれない人なんていません。
何よりもまずは自分から。
働きやすい環境に変えていくのは「自分」しかいないのです。
本音はとことん真面目でいたいものです。ただし、堅物にはならないように。
6.まとめ
この記事を読んだからって、明日から仕事が楽しくなるわけではないかもしれません。
しかし、何事も自分の考え方次第で環境が大きく変わることは多いです。
常識を疑い、自分を信じ、少しずつ変わっていく。そんな小さな一歩が大事なんだと思います。
がむしゃらはかっこいいのではなく、無謀です。作戦をたてて、建設的に生きていきたいものです。
さて、今かは一歩踏み出してみてはいかが?