翁飴を通販でお取り寄せしたので食べた感想やレビューをします。

突然ですが翁飴って知ってますか?私は最近、とあることがキッカケで翁飴の存在を知りました。

高橋孫左衛門商店のもの

私はゼリーが好きなのですがゼリーが考案されたので翁飴があったからなのだとか。言わば、翁飴はゼリーの祖先と言えるお菓子なのです。

長寿を願うという名前の由来から、男性の老人を意味する翁(おきな)という名が付られています。

翁飴は安土桃山時代・文禄元年(1592年)に創案され、400年以上の長い歴史のある和菓子です。

12個入りが安かったので購入!
サイズは4cm×4cmの正方形です。
触り心地はやや弾力があってプニプニしています。食べたことのない方はあのモチっとした求肥のようなお餅をイメージされるかもしれませんがちょっと違います。表面は意外とザラザラした触り心地です。
断面はこんな感じ。ゼリーのように光を反射させて輝いています。

翁飴の味や食感って?食べてみた感想・レビュー

まずは食感の感想です。

なんだろう、ゼリーのようなお餅のようなグミのような・・・それらの中間に位置した感覚の食感です。

ただ、コンビニやスーパーで売られている現在主流のゼリーとは違うのがちょっと不思議だと思う点です。

普通はゼリーというと冷蔵庫で冷やして食べるひんやりした感覚をイメージすると思いますが翁飴は常温で食べます。ゼリーはグミのように噛めない。しかし翁飴は弾力があって少し硬いのでグミのように嚙める。もう、この時点でゼリーとは明らかに異なりますよね。

でもグミともちょっと違う。

翁飴の噛み心地は水飴に弾力を加えたような感じですね。まあ、材料の中に水飴と寒天が入っているので当然と言えば当然でしょうが・・・

さて、味の感想はどうでしょうか。

少しだけ甘いですね。古いお菓子ですから金平糖のような素朴さを感じます。

グミのように香料が入っているわけでもなく、歴史あるお菓子なのでそうなのでしょう。

高橋孫左衛門商店・翁飴の輝かしい実績一覧

  • 1893年:米国コロンブス世界大博覧会・銅牌
  • 1900年:仏国巴里国博覧会・銅牌
  • 1904年:米国セントルイスバンコク大博覧会・名誉金牌
  • 1910年:日英万国大博覧会・金牌
  • 第一回内国勧業博覧会・褒状
  • 第三回内国勧業博覧会・三等有功賞牌
  • 第四回内国勧業博覧会・有功二等賞牌
  • 第五回内国勧業博覧会・二等賞牌
  • 明治24年:一府十県長野共進会:一等賞金牌
  • 昭和28年:第十二回全国菓子大博覧会・銀牌
  • 昭和29年:第十三回全国菓子大博覧会・進歩特等賞
  • 昭和40年:第十六回全国菓子大博覧会・名誉金賞牌
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【高橋孫左衛門商店の 翁飴 12個入】
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